その1.「よあけ」
4時には 目が覚める
窓の外は うっすら明るい
外に出て 少し湿った
冷たい空気を吸う
野鳥が ひと声鳴く
お気に入りの絵本の世界
ユリ―シュルヴィッツ
(ポーランド出身
4歳の時に第二次世界大戦を体験)
その2.「戦争は女の顔をしていない」
2月24日に始まったこの戦争はもう4ヶ月になる。
沖縄返還50周年のこの年に、過去ではなく現在進行形の戦争がリアルタイムに画面に映し出されるとは、全く予想できなかった。
4月のホームページに、ソ連2400万人、ドイツ800万人が亡くなった独ソ戦にふれた。
7月はその戦争をソ連側から(大祖国戦争という)かつ従軍した女性から書かれた本を紹介してみたい。
「戦争は女の顔をしていない」
スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチ
吾輩は(2月24日の前から)
この6月に沖縄に行き、あらためて戦跡を訪ねる旅を計画していたのだった。
その3.「返還50周年・改めて沖縄の旅」
沖縄返還50周年なので、慰霊の日に合わせて沖縄を旅した。
高いフェンスの間をしばらく走り続けると、まるで基地の中にいるようだ。
沖縄本島の面積の約15%が米軍基地だと言う。
東京23区のうち13区を覆ってしまう。
そこは治外法権。
憲法の及ばない地域だ。
基地の出入口の前には、米兵相手の歓楽街がある。
そこもまたアメリカの街に来たようだ。
金武町 キャンプハンセン前
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